人類の長い歴史において、人手が余っているときには「機械が人間の仕事を奪っている!」といい、逆に人手が足りないときには「機械にやってもらおう!」となります。紀元一世紀ごろ、奴隷や貧民の仕事をなくさないために水車の使用を禁止したことがあります。一方で 4 世紀、豊富な労働力を誇っていたローマ帝国の拡大が止まると、奴隷の補給が困難となり労働力の不足に悩まされるようになり、人手を補うために水車の利用が促進されました。