一般的にいうと、男性は青のイメージ、女性は赤のイメージです。トイレのマークは男性=青、女性=赤に塗られていますし、男の子が生まれたら青系の服を着させ、女の子が生まれたら赤系の服を着させるのが普通です。ここで、光を物理学的に見てみると、青い光はエネルギーが高く、赤い光はエネルギーが低くなっています。
光も電波の一種で、振動していますが、
青い光=波長が短い=振動数が多い=エネルギーが高い
赤い光=波長が長い=振動数が少ない=エネルギーが低い
となっています。
ちなみに、私達の目に見える電波(可視光)は電波の中でもほんの一部しかありません。青い光より波長が短いものには、日焼けの原因となる紫外線や、レントゲンで使われる X 線などがあります。赤い光より波長が長いものには、電子レンジで使われるマイクロ波や、ラジオやテレビの電波などがあります。
歴史的に(偏見や差別も含めて)男性のほうが女性より活発であると思われてきました。そして男性はたくましく、女性は控えめでおしとやかに振る舞うべき、とされてきました。男の子は外で運動、女の子はおままごとというのもよく言われます。
ということは、男性はエネルギーが高く、女性はエネルギーが低いと考えられてきた、ともいえると思います。
そして人々は直感や感覚で、エネルギーの高い色と低い色を感じ取り、それを男女のエネルギーの強い弱いに当てはめて、
男性=エネルギーが高い=青
女性=エネルギーが低い=赤
となったのではないでしょうか。