この絵は、一切下書きをせずに描かれたそうです。馬が躍動している様子がありありと伝わってきます。馬に乗っている騎手は薄い線で描かれているので、あくまでも馬を描きたかったのでしょう。アンソニー・ヴァン・ダイクは、フランドル(今の南オランダあたり)の裕福な家に生まれ、幼少のころから芸術の才能がありました。下の彼の自画像の絵は、彼が 15 歳の時に描いたものです。
参考資料
この記事は、アムステルダム美術館のサイトの文章、音声解説を参考にさせていただいております。
- アンソニー・ヴァン・ダイク - Wikipedia