基本的にテクノロジーの進歩は、時間や労力を節約して生産性を上げることが目的です。しかし、反生産性という言葉があります。新しいテクノロジーによって生産性が落ちてしまっているというものです。今回は、使い方によっては反生産性になってしまうものを紹介します。
パワーポイントは、会議で分かりやすく説明して、みんなに理解してもらいやすくして、時間を節約するために使うものです。しかし、パワーポイントをきれいに、かっこよく作ることにこだわるあまり、結局膨大な時間をパワーポイント作成に費やして、生産性は落ちてしまうということがあります。
車は、もともとは早く移動して時間を節約するために購入するものです。しかし、車を買うと、車の購入費や維持費がかかります。そのお金を稼ぐためには働かなくてはいけません。そして、働くということは、自分の時間をお金に換えるということです。以上のことから結局、車を購入してもそれほど時間を節約できていないということになります。